2008-6 月-13 15:53:00
日中は全て閉店 <オマーン、サラーラ>
UAEのドバイからバスに乗り、オマーンのサラーラという街に来た。
街は砂漠の中に作った人工的な建造物を並べただけのような感じだが、ビーチの方に歩いて行くとヤシの木が並んで南国風な雰囲気に包まれる。
緑のある辺りには民家は見られない。
何故、何もない砂漠の地帯に敢えて街を作ろうとするのだろう。アラブの人はそんなに砂漠の方が好きなのだろうか。
ビーチに続く真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海には、誰も水着になっている人はいない。
おっさんが釣りをしているだけだ。
イスラム教では女性はもちろん、男性も肌を露出する事は良い事ではないためだろうか。
サラーラの街を歩いてみようと思ったが、あまりに暑いので10分もしないうちにホテルに戻ってしまった。しかも、どの店も閉まっている。
休日なのかと思ってホテルの従業員に聞いてみると、店は夕方の4時からオープンすると言う。
日中は暑過ぎて人も外に出ないので、涼しくなる4時頃から思い出したようにパタパタと店が開き出すらしい。この頃になると通りには人が歩き出し、夜の12時ぐらいまで人通りが絶えない。
日中が暑すぎる国では日が暮れてからの活動時間の方が長いらしい。
そういえばエジプトのカイロでも、日中よりも日が暮れてからの夜の方が家族連れやカップルで街が賑わっていた。